トロイとゲリボル(ガリポリ)半島は、ダーダネルス海峡の西側、海峡をはさんで広がる二大名所で、どちらもチャナッカレの町の近くにあります。トロイは1998年にユネスコ世界遺産に登録された、ホメロスの『イリアス』の舞台となった都市です。ゲリボル半島は国立歴史公園で、1915年のダーダネルス作戦、つまりオスマン軍と、オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)を含む連合軍が戦った地です。 チャナッカレはイスタンブールから300km以上、車で約5時間かかります。ツアーでは非常に長い1日で全部回りますが、現地で1泊するほうがずっと楽です。
見どころ

トロイ遺跡
ヒサルルクの丘では、3000年以上にわたって積み重なった9つの都市の層が確認されています。整備された見学路をたどると、城壁、住居跡、聖域に出ます。入口にある木馬は現代のレプリカで、中に入ることができます。

チャナッカレ殉国者記念碑
半島の先端に建つ1960年の記念碑で、海峡を見下ろしています。1915年に戦死したオスマン兵をたたえるもので、トルコでは1915年3月18日の海戦の勝利が記念されています。
トロイ博物館
2018年に遺跡から数百メートルの場所に開館しました。発掘された出土品を展示し、都市の背景も解説しており、丘に登る前の最良の導入になります。
ANZAC湾と戦没者墓地
半島の西海岸にあるアンザック・コーヴ、ローンパイン、チュヌク・バイル(コンクバユル)には、松に覆われた丘の中に、双方の軍の墓地と慰霊碑が残っています。4月25日のANZACデーには、数千人の参列者が訪れます。
海峡横断
エジェアバトとチャナッカレを結ぶフェリーは約20分で、ダーダネルス海峡を間近に眺められます。2022年からは、チャナッカレ1915橋が両岸を結び、車で渡れるようになっています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
出発前に、トロイとその博物館、ゲリボル半島の各所の入場料、営業時間、休業日、そしてフェリーや長距離バスの時刻を確認してください。季節によって変わります。イスタンブール発の日帰りツアーは、往復で10時間近く移動するため非常に長くなります。選べるなら、チャナッカレに泊まって、1日目の朝早くにトロイを見て、2日目を半島で過ごすのがおすすめです。ゲリボルの戦場は、ガイドと回ると意味が分かり、1人で回るのとは違った理解が得られます。ガイドなしの場合、案内板は英語とトルコ語です。墓地は追悼の場ですので、控えめな服装で訪れてください。トロイは日陰がないため、歩きやすい靴を用意してください。
アクセス
トロイ(トルヴァ)は、チャナッカレの南約30kmにあります。イスタンブールからは、エセンレル大バスターミナル(ビュユク・イスタンブール・オトガル、地下鉄M1線)からチャナッカレ行きの長距離バスが出ており、約5〜6時間かかります。現地では、チャナッカレとトロイの間をミニバス(ドルムシュ)が結んでいます。ゲリボル半島へは、フェリーでエジェアバトまで渡り、そこからタクシーまたはガイド付きツアーを利用します。公共交通が限られているためです。イスタンブール発のツアーには交通費が含まれています。詳しくはイスタンブールの交通ガイドをご覧ください。
営業時間
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