求められる服装

イスタンブールのモスクは博物館ではなく、現役の礼拝の場です。スレイマニエ・モスクからリュステム・パシャ・モスク、オルタキョイ・モスクまで、どこでも同じ服装が求められます。

  • 男女とも:肩と膝を覆うこと。肩や膝が見える服装だと、入場を断られることがあります。
  • 女性:髪も覆う必要があります。薄手のスカーフをバッグに入れておけば安心です。ブルーモスクでは、見学者用入口でスカーフを無料で貸してくれますが、混雑する時間帯には足りなくなることがあります。
  • ゆったりした服と、脱ぎ履きしやすい靴を選びましょう。

ブルーモスク。礼拝室は靴を脱いで見学します

靴を脱ぐ、振る舞い方

礼拝室に入る前に靴を脱ぎます。絨毯は礼拝のための場所です。ブルーモスクでは、靴を持ち歩くためのビニール袋が用意されています。中に入ったら次の点に気をつけてください。

  • 小声で話し、走ったり、騒がしい団体で入ったりしないこと。
  • 礼拝中の人を撮影したり、その前に立ったりしないこと。
  • 礼拝専用として表示されたエリアには入らないこと。
  • スマートフォンの音を消すこと。

床一面に絨毯が敷かれているので、清潔な靴下を履いていくとよいでしょう。

見学時間:礼拝と金曜日

モスクは無料で、予約なしで見学できますが、1日5回の礼拝の間は見学者の入場ができなくなります。礼拝の時刻は太陽の動きに合わせて毎日変わります。出かける前に礼拝時刻表を確認するか、開く時間に合わせて行きましょう。金曜日の正午の礼拝は1週間で最も重要で、閉まっている時間も長くなります。

  • ブルーモスク:礼拝の呼びかけ(アザーン)の30分前から、礼拝終了の15分後まで、見学者の入場が止まります。金曜日は14時30分以降に見学が再開されます。
  • アヤソフィア:金曜日は12時から14時まで見学が中断されます。

宗教的な祝日の時期も避けましょう。断食月については、イスタンブールのラマダンの記事をご覧ください。

ブルーモスクとアヤソフィア:ここが違います

ブルーモスクは入場無料ですが、見学者は信者とは別の入口を使います。モスクの側面にある見学者用入口の案内に従ってください。礼拝室の一部は信者専用のままです。

再びモスクとなったアヤソフィアでは、1階は礼拝専用です。外国人見学者は25ユーロのチケットで上階のギャラリーに上がり、同じ服装が求められます。開館時間と見学ルートはアヤソフィアの記事で詳しく紹介しています。

上階のギャラリーから見たアヤソフィアの身廊

モスク別ガイド

モスク 地区 知っておきたいこと
ブルーモスク スルタンアフメット 無料。礼拝中は見学中断。とても混雑
スレイマニエ・モスク スレイマニエ 無料。比較的静かで、金角湾の眺めがよい
リュステム・パシャ・モスク エミノニュ イズニックのタイルで飾られた小さなモスク。見どころは上階
オルタキョイ・モスク ボスポラス海峡沿い 水辺に建つ小さなモスクで、撮影スポットとして人気
チャムルジャ大モスク アジア側 無料。トルコ最大のモスク
アヤソフィア スルタンアフメット モスク。外国人は有料チケット、上階ルートで見学

各モスクのチケットと開館時間は、それぞれの記事をご覧ください。

ポイントのまとめ

質問 答え
肩と膝 全員が覆う
髪 女性は覆う(ブルーモスクではスカーフを貸し出し)
靴 礼拝室の前で脱ぐ
入場料 無料(アヤソフィアの上階ギャラリーのみ25ユーロ)
礼拝中 見学者は入場不可
金曜日 見学再開は14時30分(ブルーモスク)、14時(アヤソフィア)
写真 礼拝中の人にカメラを向けない

情報は2026年10月時点のものです。

さらに詳しく

そのほかの心得は、イスタンブールのルールとマナーのガイドにまとめています。無料で見学できる場所を回る計画には、無料で楽しむイスタンブールとスルタンアフメット地区のガイドをご覧ください。あわせて、最も美しいモスク12選、ミマール・スィナンの傑作、ファーティフ・モスクもおすすめです。