アナドル・カヴァウは、ボスポラス海峡が黒海に開くあたりにあるアジア側の漁村です。シェヒル・ハットラル社のボスポラス長距離クルーズの終点で、エミノニュからフェリーで到着し、船着き場の魚料理レストランで昼食をとったあと、希望すれば村の上の丘にあるヨロス城跡まで登ります。城は海峡の入口を見下ろし、ボスポラス海峡の両岸と黒海まで見渡せます。 遺跡の入場は無料で、屋外を見学します。ただし一部の遺構は立入禁止で、隣接する一帯は軍用地です。
見どころ

ヨロス城跡
不規則な形の要塞で、石とレンガを積んだビザンティン時代の城壁と塔の一部が残っています。ビザンティン人が守り、のちにジェノヴァ人が占拠し(そのため「ジェノヴァ城」とも呼ばれます)、1453年以降にオスマン帝国が奪還しました。2018年から2021年にかけて発掘調査が行われ、金網で囲まれた区域には入れません。

村を抜ける上り坂
船着き場から家々の間を抜ける道が城まで続いています。徒歩で20〜30分、傾斜はかなりきついので、夏は水を持っていきましょう。

村と港
小さな船着き場には、魚料理のレストラン(焼き魚、イカのフライ、ムール貝)とスナックの屋台が並びます。長距離クルーズの定番の寄港地です。詳しくはボスポラス・クルーズの記事をご覧ください。
古代から人が住んだ場所
古代の文献によれば、この岬には航海者の守護神ゼウス・ウリオスの聖域ヒエロンがあり、その後ビザンティン人、続いてジェノヴァ人が海峡を監視する要塞を築きました。
実用情報
ワンポイントアドバイス
城は入場無料で、屋外のため厳密な開場時間はありませんが、城壁内の一部は立入禁止です。隣接する軍用地では撮影が禁止されているので、標識に従ってください。冬の長距離クルーズ(エミノニュ10:35発、12:25頃到着、15:00復路出発)では、寄港時間は約2時間30分で、昼食と城への登坂にはぎりぎりです。急がずに城を訪ねたいなら、行きか帰りに定期フェリーを使うか、ユスキュダルからの船を利用しましょう。長距離クルーズの料金(2026年10月に確認):外国人は往復640TL。ユスキュダル発の便は、時刻表サイトによると約70TLですが、要確認です。船着き場のレストランは値段が高めのことがあるので、注文前に魚の量り売りの価格を必ず確認しましょう。詳しくはイスタンブールで魚料理を食べるならをご覧ください。
アクセス
アナドル・カヴァウ桟橋、ベイコズ、イスタンブール。シェヒル・ハットラルのフェリー:エミノニュ発の長距離クルーズ(ベシクタシュ、ユスキュダル、カンルジャ、サルエル、ルメリ・カヴァウに寄港)、またはユスキュダル発の路線。2026年に確認したアナドル・カヴァウ発の便は、ユスキュダル線で7:30、14:30、16:00、16:15、17:50です。シェヒル・ハットラルのサイトで確認してください。アジア側からは村行きのバスもあります。城は丘の頂上にあり、船着き場から徒歩で向かいます。
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