ブルーモスクの裏手、アラスタ・バザールに沿って建つ大宮殿モザイク博物館(Büyük Saray Mozaik Müzesi)には、ビザンツ皇帝の大宮殿にあった列柱中庭の床の一部が保存されています。紀元450〜550年ごろのモザイク舗床で、狩りの場面や動物、遊ぶ子どもたち、田園の暮らしが描かれています。競馬場からマルマラ海まで続いていた宮殿はすでになく、このモザイクは現地に残る数少ない遺構の一つです。1935〜1938年の発掘で姿を現し、保護のため同じ場所に博物館が建てられました。**ご注意:文化観光省によると、博物館は2023年4月9日から修復のため閉館中で、再開日は発表されていません。**このページでは、収蔵内容と、閉館中に見られるものを紹介します。
見どころ

列柱中庭の舗床
残っている床は数百平方メートルで、大宮殿の列柱廊の中庭でした。石とガラスの小さな角片(テッセラ)が描くのは宗教とは無縁の場面で、教会で知られるこの街では珍しい世俗的な装飾です。

田園の暮らしの場面
山羊の乳を搾る羊飼い、輪を転がして遊ぶ子どもたち、農民や動物が、古代末期の日常を伝えています。

動物と子どもたち
ヒトコブラクダに乗る子どもたち、象、ほかの動物が舗床を埋めています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
訪れる前に博物館の状況をご確認ください。閉館中はモザイクを見学できず、入場料もかかりません。開いているのは、無料で入れるアラスタの商店街だけです。イスタンブルでほかのビザンツのモザイクを見るなら、アヤソフィアの上階回廊、コーラ教会、パンマカリストス教会へどうぞ。ガイド「ビザンツのイスタンブル」に巡り方をまとめています。情報は2026年10月に確認したものです。
アクセス
Torbahane Sokak, Arasta Çarşısı, Sultanahmet, Fatih, Istanbul。ブルーモスクの裏手です。トラムT1線スルタンアフメット(Sultanahmet)駅から徒歩約5分です。 広場からブルーモスクを南東側に回り込み、アラスタ通りを進んでください。
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