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ゼイレク・モスク(パントクラトール):コムネノス朝のビザンツ修道院
ゼイレク・モスク(パントクラトール):コムネノス朝のビザンツ修道院
ゼイレク・モスク(パントクラトール):コムネノス朝のビザンツ修道院

ゼイレク・モスク(パントクラトール):コムネノス朝のビザンツ修道院

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更新日:2026年10月7日

金角湾を見下ろすファーティヒ地区の丘にあり、ヴァレンス水道橋から徒歩10分ほどの場所に建つモッラ・ゼイレク・モスクは、かつてのキリスト・パントクラトール修道院の跡です。皇妃イレーネと皇帝ヨハネス2世コムネノスによって1118年から1136年ごろに建てられ、二つの教会と、それをつなぐ皇帝家の葬礼礼拝堂からなります。1453年の征服後、主聖堂は市内でも最初期のモスクの一つとなり、ここで教えていた学者モッラ・ゼイレク・メフメト・エフェンディにちなんで名づけられました。宗教財団総局のもとで2009年から2018年まで修復が行われ、2019年5月29日に正式に再開されました。所要は20〜30分ほどで、界隈を散策するならさらに時間がかかります。詳しくは「ファーティヒとゼイレク」をご覧ください。

見どころ

並び立つ三つの聖堂

並び立つ三つの聖堂

最大でキリスト・パントクラトールに捧げられた南の聖堂、聖母エレウサに捧げられた北の聖堂、その間にある大天使ミカエルの礼拝堂が並んでいます。それぞれに主ドームがあります。ミナレットはモスクに転用されたあとに加えられました。

礼拝室とビザンツ時代の床

礼拝室とビザンツ時代の床

礼拝室として使われている南の聖堂では、後陣に大理石の化粧板が残っています。色大理石の象嵌細工(オプス・セクティレ)の床には黄道十二宮の輪やサムソンの生涯の場面が描かれていますが、大部分は絨毯に覆われています。修復後は、一部がガラス板の下に見えるようになりました。後陣の窓には人物を描いたステンドグラスがあり、その破片が1960年代に発見されています。

コムネノス家の葬礼礼拝堂

大天使ミカエルに捧げられた中央の礼拝堂は、皇帝家の霊廟でした。ヨハネス2世コムネノス、皇妃イレーネ、マヌエル1世の妃ベルタ・フォン・ズルツバッハが埋葬されています。墓は失われましたが、建物の構成は外からもよくわかります。

東側から見る後陣

東側から見る後陣

建物を一周して、ドームの下にそびえる、れんがと石でできた多角形の後陣を眺めましょう。ゼイレク地区は、木造家屋や坂道の路地とともに、1985年にユネスコ世界遺産に登録された「イスタンブル歴史地区」に含まれています。2023年に修復されて再開した「ゼイレク・チニリ・ハマム」は数ブロック先にあります。詳しくは「イスタンブルのハマム」をご覧ください。

実用情報

ワンポイントアドバイス

入場は無料です。現役のモスクなので、一日5回の礼拝と金曜の正午は避け、服装のルール(肩と膝を覆う、女性は髪を覆う、靴を脱ぐ)を守ってください。詳しくは「イスタンブルでモスクを見学するには」をご覧ください。オプス・セクティレの床はほぼすべて絨毯の下にあります。ガラスの下で見える部分がどこにあるか、管理人に丁寧に尋ねてみましょう。北側と中央部分への立ち入りは、日によって異なる場合があります。モスクのすぐ裏にあるファーティヒ区営のカフェテリア「ゼイレクハーネ」は毎日8時30分から23時まで営業しており、金角湾を一望できます。情報は2026年10月に確認したものです。

アクセス

İbadethane Arkası Sokak, Zeyrek Mahallesi, 34083 Fatih, Istanbul. ヴァレンス水道橋からは、アタテュルク大通りからゼイレクの路地を通って北西へ徒歩10分ほどです。地下鉄M2線のハリチ(Haliç)駅(金角湾橋上)からは、ウンカパヌを経由して上り坂を徒歩約15分、ヴェズネジレル駅からは水道橋の下をくぐって徒歩15〜20分です。 バスならウンカパヌ(Unkapanı)停留所で降り、ゼイレクの通りを少し上ります。

営業時間

月〜日 09:00-18:00(目安の時間。礼拝中は見学不可。金曜は正午の礼拝後に見学可)

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